〜初の完全弾き語りアルバム〜
1. うまいもんが食いたいもん
2. バンコク
3. 東口
4. オアシス
5. 帰り道
6. 春の海
7. ワルシャワ
8. 何処へいく
9. おはよう
10. 汗と涙のロックンロールミュージック
11. 汽車の窓
12. 風に吹かれて
作詞・作曲:安田 太
ギター、ボーカル、ハーモニカ、鍵盤ハーモニカ:安田 太
録音(iPhone)・編集(MacBook):安田 太
マスタリング:M&N録音サービス 三木 肇
2025年5月14日デジタルリリース
『うまいもんが食いたいもん』
ガンジスのほとりでインドカレー 恵みの海に感謝パエリア
万里もびっくり四川麻婆 ボンジョルノ・カプレーゼ・パスタ・ピッツァ
うまいもんが食いたいもん
ジャマイカ・ラスタでジャークチキン メキシコ・サボテン・ムーチョ・タコス
ロシアでピロシキ・ビーフストロガノフ バンコク屋台でトムヤムクン
うまいもんが食いたいもん
たった一度きりの 僕たちのこの命
どうせなら レッツゴー
なんでやねんナニワのたこ焼き 親富孝・中洲な博多ラーメン
なまらうまいべやジンギスカン 八十八ケ所讃岐うどん
うまいもんが食いたいもん
2度と戻ってこない 今日というこの奇跡
だからもう レッツトライ
子供のころから好きだった おふくろの味そう肉じゃが
ラブラブ彼女のハートオムライス バイトのまかない特製鍋
うまいもんが食いたいもん
うまいもんが食いたいもん…
明日嵐が来たって カラダにガタが来たって
世界の最果てだって ビッグバンが起きたって
エッフェル・ベルサイユでフォアグラ アフリカ・サバンナ笑うクスクス
アロハでフラフラ・ロコモコ 富士山の上でにぎり飯
うまいもんが食いたいもん
『バンコク』
ワットポー フアラムポーンまっすぐ突き進むのよ
ワットポー チャルーン・クルン通り逆走してゴーゴーゴー
ワットポー ガチャガチャとこの中華街を抜けて
ワットポー ナーナー夜までシールム・パッポン ゴーゴーゴー
ああ 泣かないで こんな夜だけは スクムヴィットな感じ
バック イン BANGKOK…
スピード上げてトゥクトゥク
パッタイ タラート・ロットファイ・ラチャダー カラフルマーケット
パッタイ アジアティック・ザ・リバーフロント チャーン観覧車
やっぱカオマンガイ トムヤムクン ヤムウンセン
パッタイ だんだんとお腹もガチャガチャきたで
ああ もう一度 かわいいあの娘と プルンチットで乾杯
バック イン BANGKOK…
容赦しないでマッサージ
バック イン BANGKOK…
スピード上げてトゥクトゥク
『東口』
マンデー 走る街並み マンデー 夜の街路樹
なんで今があるんだろう
サッと乾く足音 雑踏一人むなしく
夜は始まったばかり
許しておくれよ このままでいいのかい
風が吹く帰り道
ずっと分かってたのさ きっと君もそうだろ
いつかこうなるんだよ
もっとやれる気がする きっといける気がする
一歩踏み出すのさ
分かっておくれよ こんなはずじゃないのさ
何かが起きるだろう
寂しい気持ちが今 ない訳でもないけど
いくしかないのさ
きらめくネオンサイン 行き交う人とクラクション
時計の針は静かに 刻む今
愛とか自由とか そんなの求めて
明日も歩くのさ
サヨナラ 愛してる 僕はまだ行くんだぜ
風が吹く東口
『オアシス』
ビルとビルの間を 縫うように吹く風
僕らはなにかを求め 今日も歩いてる
人混みを掻き分け もがいているのよ
あなたの優しいキスが欲しいだけなのよ
いつか誰かのために 世界のために
春が来れば みんなで飲み明かさないか
それまで 砂漠の中を彷徨うのだろう
すべてが終わる前に 朽ちてく前に
どうせいつか 僕らは一人になるから
それまで 今は少しでも そばにいておくれ
『春の海』
昨日の涙も 悲しいニュースも
静かなこの海の 波の中 消える
僕はなに 君はなに 世界は 地球は
どこまで続くの いつまで続くの
明日もまた あさっても 10年後は 100年後は
どこまで続くの いつまで続くの
僕らは 僕らは なにかを掴むの
『帰り道』
君の口グセ 風の中でつぶやく
なんとなくまた 声が聞きたくなった
なんだかんだ 日が落ちてく
おそろいのシャツ 二人で着て出かけよう
くだらない話をして…
なんだかんだ 一人帰り道
次会うときは 手を繋いで歩こう
やっぱり二人がいいね…
『ワルシャワ』
なにもいらないくせに カバンはやたら重く
歩き疲れたようだ 今日は早く寝よう
どこまでも続く空も 街のネオンも 走るトラムも
温かいスープも 苦めのビールも…
乾いた風の向こうで 君が手を振った
ワルシャワの風に吹かれ 僕はまた歩き出す
広場のスケートリンク はしゃぐ子どもの声
徐々に灯りがともる どっか店に入ろう
どこまでも響く教会の鐘も 市場のチューリップも
溢れ出す旋律も バルバカンも…
降り始めた粉雪は キラキラと光り
ワルシャワはまだ寒くて 今日も春を待ってる
このままでいたいけれで そろそろ行かなきゃ
ワルシャワの風に吹かれ 僕はまた歩き出す
『何処へいく』
時を刻む鐘が 今日もこの街に染み渡る
ゆらり陽炎と 咲き誇る花の色
古の面影が そっと茜に染まるころ
ふわり漂うは 夕ごはんの香り
咲けよ鮮やかに あの花の如く
燃えろよ高らかと 明日は何処へいく
いつかの君の言葉 いつかの君の笑う顔
胸に抱えつつ 眺める西の空
この旅は続けども いつか故郷に帰り着く
泣くな男だろ 懐かしい母の声
飛べよ高らかと あの鳥のように
響けよあの空へ 明日は何処へいく
咲けよ鮮やかに あの花の如く
燃えろよ高らかと 明日は何処へいく
『おはよう』
朝の光 薄着でひんやり しっとり
冷たい空気
思い出すあの日の温かい「おはよう」
今日はどんな日になるだろう
コーヒーの湯気 優しく包む香り
澄んだ空気
僕たちは 歩いてく
なにが起こったって 必ず ゆっくりと
靴を履く しっかり紐を結ぶ
ドアを開ける
動き出す さっきまで眠ってたこの街
今日はどんな日になるだろう
『汗と涙のロックンロールミュージック』
もしも願いが叶うのなら いや別になにもいらんわ
今のこのままで十分 いや満足はしてないけど
今日もここでみんなとなにか作れたら 割と貧乏だけどそれでいい
笑ってる 泣いている 怒ってる 走っている
汗と涙のロックンロールミュージック 聴かせてロックンロールミュージック
流れる街で 回る世界で 今日も生きてる
汗と涙のロックンロールミュージック 響けよロックンロールミュージック
いつか誰かに届くように
例えるものがあるのなら いや別になにもないわ
今の僕は僕だし アイツはアイツなんだもん
それぞれがやるべきことを一つ一つやれば いつか花咲く そう思う
作ってる でき上がる ぶっ壊す また作る
汗と涙のロックンロールミュージック 燃えろよロックンロールミュージック
うれしいことも 悔しいことも 抱えてやってる
汗と涙のロックンロールミュージック 響けよロックンロールミュージック
いつかみんな笑えるように
未来がどうなるとか この先どうするとか
不安もあるけれで 明日もあさっても 情熱燃やしてたいのさ
汗と涙のロックンロールミュージック 聴かせてロックンロールミュージック
いつか必ず いつか必ず 夢を叶える
汗と涙のロックンロールミュージック 響けよロックンロールミュージック
いつかみんなに届くように
いつか世界に響くように
『汽車の窓』
走る汽車の窓辺には 茜色の景色
隣で静かに眠る 君も赤く染まる
この先僕らがどうなるか 考えたりするけど
このささやかな幸せを 明日もまた感じていたい
走る汽車の外にまた 夜が降りてくる
明日もそばで笑ってて できるならずっとずっと
そしてそのまま天国へ できるなら僕が先に
走る汽車の窓辺には 月が揺れている
『風に吹かれて』
風の音や 雲の流れとか
感じながら歩こうぜ
流れていく この日々のなかで
僕らはなにを感じるの
喜びとか 悲しみだとか
すべてはこの風に吹かれて
ああ人の流れ 時のなかで
消えていくもの 産まれるもの
今日という日々に 別れを告げ
新しい朝 また始まる
遠くで聞こえる鐘の音に
平和を噛み締めてるのさ
愛とか 自由とか 平和だとか
すべてはこの風に吹かれて
ああ人の流れ 時のなかで
消えていくもの 産まれるもの
今日という日々に 別れを告げ
新しい朝 また始まる
風の音や 雲の流れとか
感じながら歩こうぜ